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鹿児島のパパ、ママ、赤ちゃんの役立つ情報をご紹介します。

スマイルベイビーニュース #4
インフルエンザへの対策

 

 

インフルエンザのワクチン、予防について

インフルエンザが流行しはじめています。ワクチンを使った予防法や、2018年から新たに登場した、治療薬などについて取材しました。
鹿児島市の小児科医院は、2018年12月も半ばに入りワクチン接種を希望する親子が連日訪れていました。

去年は一時、品薄状態にもなったインフルエンザのワクチンですが、改めてその効果が欧米や国内でも実証されたことから、県小児科医会の南武嗣会長は、「まずはワクチンでの予防が重要」と話します。
「欧米の研究だとワクチンは5~6割は平均で効いている。1~2歳では7割以上で効いていることが分かった。だからワクチンは重要であることがわかってきた」

幼い赤ちゃんはどうすればいいのかも伺いました。
「6ヶ月以上の赤ちゃんならばワクチンを接種できる。0ヶ月から6ヶ月の赤ちゃんに関しては、ワクチンを接種してもあまり効果がない。出産前のお母さんにワクチンを接種すると、赤ちゃんにかかりにくいというデータも出ている。」

画期的なインフルエンザの新薬

昨シーズンは、3回かかった人もいたというインフルエンザ。今シーズンは、重症化するとされる「A香港型」が流行する可能性もあるといわれています。そんな中、医学界が「画期的」と評価する治療薬が登場しました。

「ゾフルーザ」と呼ばれる新薬は、従来の治療薬に比べると少し高価なことと、対象者が錠剤が飲める年齢以上に限られてはいますが、南医師はこの錠剤を1回、服用するだけで翌日には平熱に下がるケースが多いと話します。

また異常行動との関連が疑われ、10代への処方が禁止されていたタミフルについても厚生労働省は今シーズンから解禁。
ジェネリック薬品も登場するなど、インフルエンザの治療法の選択肢が広がりました。

慌ただしくなる年末年始。日頃のマスクや手洗いはもちろんですが、ワクチンや早めの治療で今年の冬も元気に乗り切りたいものです。

小児科・内科 みなみクリニック
住所 : 鹿児島市鴨池2丁目4-1
電話番号 : 099-254-0043
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