離乳食講座第2弾は、離乳食に大活躍する『だし』と『野菜スープ』についてご紹介します。
赤ちゃんの舌は、とっても味に敏感。そのため、離乳食は薄味で与えるのが基本ですが、どうしても単調な味になってしまいがち。そんな時には、『だし』を使ってみることもオススメ!
今回も管理栄養士の日高先生に教えていただきました。
日高陽子先生 プロフィール
郷土料理の料理教室やダイエット指導、子育て支援施設で離乳食講座や食育に関する講話などを行っている管理栄養士。
自身も小さな子を持つ親として、成長しながら”食育で子育て支援”をテーマに鹿児島市内を中心に活動中!
● 離乳食初期は、植物性のだしを与えましょう:昆布だし、野菜だし、干しシイタケだし など
● 離乳食中期以降は、動物性のだしも使用可能です:かつお節だし、煮干しだし、鶏肉だし など
※アレルギーを確認するために、最初に使用するときは1つの食材のみにし、安全を確認しながら使用するようにしましょう
<材料>
水 500㏄
だし昆布 5g
かつお節 10g
<作り方>
① 昆布は布巾で表面を拭き、キッチンばさみで切り込みを入れ、1時間以上浸けておく。
② ①を火にかけ沸騰してきたら、かつお節を入れて中火で1分加熱する。
③ 火を止めて2.3分置き、ザルに取ってこす。
材料は基本と一緒
<作り方>
① 昆布は布巾で表面を拭き、キッチンばさみで小さく切る。
② ボトルに①とかつお節を入れて一晩おく。
③ 翌日から料理に使用可
※使用後の昆布やかつお節は、捨てずに大人用の佃煮などにアレンジしちゃいましょう!
基本的に家にある野菜でOK。うまみ成分の多い野菜を知っておくと、よりGOOD!
ex.白菜、トマト、ブロッコリー、アスパラガス、玉ねぎ、人参など
<材料>
キャベツ…2枚
人参…1/3本
玉ねぎ…1/2個
ごぼう…1/2本
昆布…10cm
水…1L
<作り方>
① 野菜をざく切りにする。
② 水、昆布、野菜を鍋に入れ、蓋を閉めて弱火で30分煮る。
③ ザルに取ってこす。
● 冷凍したスープは、概ね1週間をメドに使用しましょう。
・味を付ける代わりに使う
・おかゆに入れる
・おじやを作るときに使う
・ペースト状にするときに使う
・肉や魚を煮るときに使う
・和え物に使う
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